ポスチュアウォーキング協会

ポスチュアラボ ポスチュアスタイリスト(R)のドクターや応援いただいている医学関係の方々から、専門家の目で見たポスチュアウォーキングの良さやその効果をより引き出す方法などをシリーズでお届けします。

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Vol.3 体育教材としてのポスチュアウォーキングの可能性 静岡大学教育学部・保健体育講座・生涯スポーツ教室 地域創造学環 スポーツプロモーションコース  杉山 康司
本研究は二つの視点でポスチュアウォーキングを通常のウォーキングとを比べました。一つはポスチュアウォーキングエキスパートの筋肉の動きについての調査(EMG実験)です。もう一つはビギナーのエネルギー消費量についての調査(エネルギー消費実験)です。EMG実験ではKIMIKO氏に登場していただきどこの部位を主に意識しているかを聞き取りしながら記録を取りました。結果、ポスチュアウォーキングはウォーキングに比べ、下腿三頭筋(ふくらはぎ)、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)と大胸筋(胸の筋肉)の活動が大きく、反対に脊柱起立筋(姿勢に関わる筋肉)の活動が小さくなっていました。これは骨盤上の正しい位置に背骨を載せて歩く姿勢を保ちながらしっかりと後方へのキックを行っている証拠となりました。一方、エネルギー消費実験ではポスチュアウォーキングの特徴である遅いスピードで歩きながらエネルギーの消費を促すという結果を示しました。わずか3回の講習で十分なポスチュアウォーキング歩行ができない生徒さんでもポスチュアウォーキングの特長を意識して歩くだけでウォーキングよりも10%程度高いエネルギー消費量が得られるということが分かりました。以上の結果から、運動不足でスポーツ離れが著しい若年層の健康増進に向けてもポスチュアウォーキングは十分な教材として活用できると考えられます。
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杉山 康司 静岡大学教育学部・保健体育講座・生涯スポーツ教室 地域創造学環 スポーツプロモーションコース
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